あなたは自分の適正な体重を知っていますか?
適正な体重を知らずにとにかく体重を減らそうとするのは、健康的なダイエットとは言えませんよ。
健康的なダイエットをする為にもまずは、あなたの適正体重を覚えましょう。
はじめてのダイエット目標設定では、適正体重よりも低くならないように心がけましょう。
身長 × 身長 × 22 =適正体重
例)155cmの方の場合
1.55×1.55×22=52.855 つまり約53kg
例)175cmの方の場合
1.75×1.75×22=67.375kg つまり約67.5kg
適正体重の重要性を覚えよう
自分にとって適正な体重を知ることは非常に重要です。
ここで1つ例を上げながら適正体重を知ることの重要性を解説しますね。
普段運動をしていない体重が52kgのAさん、適正な体重が50kgと知らずにダイエット目標を体重マイナス5kgと考えた。
Aさんの頭の中では、体重=体脂肪量をマイナス5kg減らすことをイメージしていた。
現実はどうだったのか。
3ヶ月後、適正体重50kgへ下がったが、目標体重までは3kg足らずショックを隠せなかった。
この3ヶ月間のジムダイエットで体の中では一体どんな変化が起こったのでしょうか。
- 体脂肪が3kg減った
- 筋肉量が1kg増えた
- 体重が2kg減った
運動習慣のなかったAさんは、ジムでの定期的なダイエットトレーニングの成果がでて体脂肪を減らしながら、筋肉量をつけてその上で体重を減らすことに成功していました。
これは正しいジムダイエットの成功例です。本当に努力の結果ですね。
しかし、適正体重を知らなければ、そして体の中身の変化を確認しなければ体重はダイエットまで3kgも足らないと落ち込んでしまうかもしれません。
適正な体重を把握した上でダイエット目標を立てましょう。
ダイエットをスタートする時点で標準的な適正体重を下回る目標設定はハードルが高いのでオススメしません。
ジムでのダイエット運動をすることで、リバウンドしないように筋肉量をつけながら、体脂肪と体重を落として時間をかけて適正体重を目指しましょう。
健康的なダイエットの為の適正体重の求め方
あなたにとっての適正な体重の求め方を見ていきましょう。
健康的なダイエットをしていく為にも、無理の無いダイエット目標を立てる為にもあなたの適正体重の計算方法を覚えていきましょう。
身長 × 身長 × 22 =適正体重
例)165cmの方の場合
1.65×1.65×22=59.895 つまり約60kg
例)172cmの方の場合
1.72×1.72×22=65.0848kg つまり約65kg
体重を減らすという考え方を変えよう
ジムダイエットの目標を立ててジムでトレーニングをするあなたには、ぜひ体重を減らすという考え方を変える事をオススメします。
体重を減らず → 適正な体重にする
体重(体脂肪)を減らすという考え方ではなく、適正な体重(筋肉量を増やして、体脂肪を減らす)へ調整することへ考え方を変えてみませんか?
まとめと体験談
適正体重の重要性を確認出来ましたでしょうか。
自分の適正な体重は本当に大切なんですね。
ジムでダイエットを正しく継続すると変化が5つ見られますので、体重だけではなく5つの変化を楽しみながらジムダイエットをしていきましょう。
- 体重が減る
- 体脂肪量が減る
- 筋肉量が増える
- 体脂肪率が減る
- 見た目がスッキリする
ここで私のダイエット体験談を1つご紹介します
デスクワークの仕事をしながら、忙しいながらもダイエットの為にジムへ通い始めました。週2回、1回あたり30分〜1時間程度の運動です。
トレーニングの内容は筋トレ20分と有酸素運動30分とストレッチ10分の60分でした。体の変化は直ぐに訪れて、1ヶ月目で体重が2kgも落ちました。
しかし、2ヶ月目でなんと体重が1kg増えてしまったんです。
週2回約1時間も忙しい中でも時間を作って頑張ったのに体重が1kgも増えてしまった。
私は非常にショックを受けてしまったんです。
そこでジムのトレーナーさんに相談しました。
ジムのトレーナーさんは体の変化(筋肉量が増えて、体脂肪は減っている)可能性もありますので、InBody測定をしてみませんかと言われました。
当時のジムではInBody測定は有料でしたが、藁にもすがる思いで測定しました。
- 体脂肪量は2kg減(適正な体脂肪量へ近づいている)
- 筋肉量は1kg増(適正な筋肉量へ近づいている)
つまり、ダイエットの効果が正しく出ている状態でした。
体重が増えたのは衰えていた筋肉量が増えたからで決して悪いことではなかったんですね。
体重が増えた場合でもダイエットの効果が出ている場合もあるので、適正な体重を知ること、体の中身がどのような変化をしているかをデータでも確認することが重要だと経験しました。
ジムではInBodyと呼ばれる体組成計がありますので、有料でも無料でも3ヶ月に1回は測定して体の状態を確認してみましょう。
この記事があなたにとって「体重」について考えるきっかけとして役に立てたら本当に嬉しいです。