この記事ではジムでダイエット運動を続ける為に必ず乗り越えたい「ジム1ヶ月の壁」をご紹介します。
まず、ジム1ヶ月の壁とは一体なんでしょうか。ジムに入会して1ヶ月を区切りにジムで運動をしなくなることを「ジム1ヶ月の壁」と言います。
高いモチベーションと意思、目標を抱えてジムでのダイエットをスタートあなたを待つ最初で最大の難関が、「ジム1ヶ月の壁」です。
「ジム1ヶ月の壁」を乗り越える条件は、あなたがジムに通いはじめて1ヶ月を越えて、週1回、週2回と定期的にジムで運動を習慣化出来ていることです。
ジムでダイエットメニューをスタートしたものの、普通は1ヶ月を過ぎるとだんだんジムで運動する回数が減ってしまったり、ジムに行くのが面倒臭くなってしまったり、最終的にはジムに通っていることすら忘れてしまったり。
春に夏に向けてダイエットを頑張ると話していた友人も、ジムに入会してから1度も通うことなくジムをやめたと聞きました。
結局は、ダイエットやジムでのダイエット運動だけではありませんが、継続できる人が結果を出すということでしょうか。
日本には三日坊主という言葉がありますが、長続きしなかったり、出来なかったりしますよね。
- あなたに合った工夫で継続すること
- ジムに行って運動した日や週に自分にご褒美をあげる
はじめの1ヶ月を乗り越えてあなたらしく継続できればきっと健康的なダイエットができるはずです。
一緒にジムでのダイエットをしていきましょうね。
ジム1ヶ月の壁を乗り越えられない残念な理由
- ジムに1回も行かない人(入会したがめんどくさい)
- ジムに1回も行けない人(入会したが仕事やプライベートで急に忙しくなってしまった)
- 毎日ジムで運動する人(とにかく頑張りすぎる)
- 正しく運動する努力もしない人(効果が出ないし、怪我にも繋がる)
ジムで1ヶ月以上継続して運動をして行くためには残念な理由から学ばなければいけません。
順番に解説していますので、あなたに当てはまりそうだなと思い当たるものからぜひ読んでみましょうね。
なかなか続けるという習慣は難しいのですが、うまく習慣化できればあなたの人生を豊かにしてくる本当に素晴らしい習慣を身に付けることができますよね。
ジムに1回も行かないでジム1ヶ月の壁をあきらめる人
何かをはじめようと思って道具を揃えたけれど、買った道具は部屋の隅っこのオブジェになっているなんて経験、きっとあなたも経験したことががあるのではないでしょうか。
ジムへ見学や入会の説明を受けて入会したのはいいけれど、ダイエットモチベーションのピークがジムに入会した時だったんですね。
それ以降は、ジムに行くのも運動するのも面倒くさくなって、モチベーションも下がりもったいないことにジムに1度も行かずにやめてしまう人もいますよね。
もしかしたら、ジムでダイエット運動をする以外に自分にあった痩せ方に出会ったのか、本当に自分にあったジムと出会えたのかはわかりませんが、もったいないですよね。
せっかく健康になるチャンスを自分で逃すなんて。
実は私の家族もこのパターンに当てはまるんですが、人を動かすのは本当に難しいんですよね。
自分が変わりたいと考えて、意識や行動を変えなければ人は変わりませんよね。
ジムに1回も行けないでジム1ヶ月の壁をあきらめる人
ジムへ入会したがその後仕事やプライベートで急に忙しくなってしまった。
もしくは、ライフスタイルが変化すること、ライフスタイルを変化させることをきちんとイメージ出来ていなかった場合に起こるパターンですね。
あなたはきっと、ジムに行きたいと心では思っている。
でも実際には仕事や家事、プライベートなどを優先させて自分の健康へのアプローチの優先順位を下げてしまっている。
毎日忙しいことを理解していても、ジムに通う判断をしたのは自分の健康を作ることや体重を落とすことが家族、自分、そして会社にとっても利益になると判断したことでしょう。
もちろん急に重要なことが出来て全くジムに行くことが出来なくなるケースもあるでしょう。
でもほとんどは、ジムに行く時間をきちんと確保できるのか、調整できるのかをイメージして工夫していないのではないでしょうか。
ジムにさえ入会してしまえば、あとはなんとかなるさ。
私の場合には、その後壁を乗り越えて定期的に週に1回の定期的な運動を習慣化させられたのですがね。
毎日ジムで運動してしまうからジム1ヶ月の壁を乗り越えられない人
次は頑張る方向を間違えてしまいジムダイエットが続かないパターンですね。
とにかく闇雲に毎日運動を頑張ってしまう。それがたとえ非効率で時間も無駄になったとしてもとにかく毎日運動してしまうという失敗のパターン。
会社組織も家族も正しい方向に向かって努力をしないと、時間をかけて頑張った努力や仕事が無駄になることってありますよね。
仕事の例を出して確認してみましょう。
上司から仕事の資料作成を1週間後までに作るように依頼された時、資料作成に慣れていない初心者のあなたは、次のどちらが仕事を前に進められるでしょうか。
あなたは次のどちらのタイプですか?
- 3時間後に、全体の3割ほど概要や方向性を自分なりに決めて上司へ資料内容の方向性があっているか確認
- 1週間後に、自分なりに考えて自分なりの完成をさせてから期日ギリギリになって提出
初心者の場合には、早めに上司に方向性があっているか、その他気になるところや絶対に必要な箇所などを相談して含めることで資料完了のゴールが近づきますよね。
反対に一通り自分なりに考えて時間をかけて資料をまとめて提出期限ギリギリに上司に提出します。
すると上司の顔色がどんどん悪くなって行くことがわかります。あなたの一生懸命作った資料と上司のイメージや必要な項目・内容にギャップがあったのです。
つまり正しい方向へ努力ができていなかったのです。
でも、毎日通って見ると毎日ジムで運動をしている方もたくさんいますよね。
実は、ジムで定期的に運動することが習慣化されている方は、運動の内容に変化をつけているんですよね。
例えば今日は上半身の筋トレメニューで、明日は下半身のメニュー。明後日は筋トレはやらないで、ランニングを20分など。
運動の量や筋トレのメニューを分けたりすることで、体力に合わせて毎日運動することも可能です。
でも、ジム初心者や運動初心者、しばらく運動をしていない方にとっていつでも通えるジムに入会したからっていきなり毎日運動することがいいことなのでしょうか?
- 闇雲に頑張っても、効果的でない。正しい方向への努力ではない。
- 運動不足の人が1日運動をすると、普通は疲れを回復させるのに1日以上はかかる
- 疲れている状態で、さらに頑張って運動しても体は悲鳴をあげるだけで
- もし疲れないで毎日できてしまう場合には、運動レベルが低すぎで日常生活レベル(スーパーに買い物したり、通勤電車に乗っている程度のレベル)になっている可能性あり。運動の効果、ダイエット効果はあまり期待できない状態で運動している
- 毎日同じメニューを繰り返すだけで、運動自体がつまらなくなるし、飽きる
- 毎日運動するためには、毎日の運動できる栄養と休養をきちんととっている必要がある
正しく運動する努力もしないからジム1ヶ月の壁を乗り越えられない人
毎日運動してしまうことも正しい方向へ無理なく運動する努力をしていないことのパターンでしたね。
もちろん体の反応は個人個人違うので、毎日同じ運動を繰り返してもきちんと無理なく運動効果を得られる方もいるかもしれません。
あなたは家族やジムのインストラクターさんからの情報やアドバイスに耳を閉ざしていませんか?
それとも、心を開いて自分の為になる情報やアドバイスを受け取っていますか?
ダイエット運動に取り組む姿勢
- 知らないマシンや運動の基本知識をきちんと理解する
- トレーナーさんやパーソナルトレーナーさんの言うことをまずは実践してみる
- 自分の中で腑に落ちないことや疑問に思ったことを調べて運動に活かす
運動の方法やトレーニングメニューの考え方は本当にたくさんあります。
その中で自分にとって最適なものを選択していくのは初心者の方にとっては非常に難易度が高いです。
はじめは基本的なメニューや回数、セット数をきちんと覚えて運動していきましょう。
つまり、はじめは初心者でも安全効果的に運動できる基本のウエイトマシンや油圧式マシン、そしてウォーキングマシンをきちんと理解しましょう。
その上で自分なりのメニュー内容にアレンジしていくことが重要ですよ。
ジム1ヶ月の壁を乗り越える工夫
心と体がジムでのダイエット運動というストレスに対して順応するのには、時間が必要です。焦らずにじっくりと取り組んでいきたいものです。
私が実際にジム1ヶ月の壁を乗り越えた経験を元にジムダイエットの大きな大きな壁を乗り越える工夫や考え方、心の準備などを教えますね。
特に重要となるポイントを3点に絞りましたので、きちんと確認して正しい方向へ無理なく努力していき、ジムダイエットを楽しく継続していきましょう。
- ジムに行くために必要な調整
- ジムで起こる体の反応
- ジムを継続する工夫
ジムに行くために必要な調整で壁を乗り越える
- 仕事量や時間の調整(例えば週1回木曜日だけは早上がりに調整して、ジムに行く)
- 同僚や上司、部下、家族など周囲への根回し(ダイエットをする為に協力してもらう)
ジムに行くというライフスタイルの大きな変化を取り入れる為には、自分ひとりだけでは本当に難しいことに気づくと思います。
時間的に余裕のある方の場合はいいのですが、仕事にプライベートに忙しくて暇があったら寝ていたいという状態のあなたは、それでも太ってきた自分の健康をきちんと反省して、家族の為にも頑張ろうとしているのではないでしょうか。
忙しい方にとっては時間を作る為に、仕事の仲間の協力や家族の協力や理解を得ることが本当に重要になってきます。
仕事の場合には、ジムに行く為というのが恥ずかしいという場合、理由を他のことにしても良いと思います。とにかく定期的に時間を調整させてくれるように周囲に理解してもらうと、仕事の調整や時間の使い方が本当に楽になるのです。
ジムで起こる体の反応を理解して壁を乗り越える
ジムでいざトレーニングをしようとすると心と体に様々な反応が出てきます。
そのほとんどが初めての体験で良い意味で体にとっては刺激やストレスが入ってきます。
その刺激やストレスに対して順応していくことで壁を乗り越えることができます。
- ジムという新しい環境に新鮮な気持ちと適度な緊張などのストレスを感じる
- ジムに通う毎にジムやスタッフ、他の方がトレーニングされている雰囲気に慣れて馴染んでくる
- 体の疲労感、筋肉痛、だるさなど
- マシンのフォームや重さに慣れて安心して使えるようになっていく
- 心の余裕が出てくる。
- 全身の体力アップ
- 運動神経の発達(動作を脳と体が覚えてスムーズに動かせるようになると動かせる重さが増えていく)
- 筋力アップ(動かせる重さが増えていく)
- 筋肉量のアップ(動かせる重さが増えていく)
運動神経の発達、筋力と筋肉量のアップによってはじめ設定した重さが軽くなっていきます。
その都度自分で重さを重くしていく努力をしていきましょう。また無理のないように重くしたり、軽くしたりとコンディションに合わせて調整できるようになることが本当に重要です。
ジムを継続する工夫をあなたらしく考えて楽しもう
ジムでのダイエットを継続する為にあたららしく工夫を考えてながら楽しんでみませんか?
私がジムのダイエットを楽しんで継続する為に考えた工夫を教えちゃいますね。
- 週1回通えたら、外国のビール1本をご褒美に買って飲む
- 週1回通えたら、大好きなポテトチップスを1袋食べながら映画をゆっくりみる
- 週1回通えたら、大好きなラーメン店のチャーシューメンを食べる
はっきりと言って間違えではないんです。
でもね、運動不足のあなたがジムに通いはじめた時ってものすごいストレスを感じるかもしれません。その時に大切なことは心のバランスを保つことなんです。
ストレスに打ち勝つ為に、ご褒美として自分の食べたいものを食べる飲みたいものを飲むことでストレスを緩和することができます。
1ヶ月の壁を乗り越えて週1回の定期的な運動習慣がついていけば、運動やジムに通うストレスは感じなくなります。
次の段階のご褒美は、運動メニューや意識の向上なんです。
- ウォーキング時間をあと10分増やしてみようかな
- 筋トレマシンのセット数をあと1セット増やしてみようかな
- ウエイトマシンの重さを5kg増やしてみようかな
- 今までできそうもなかったマシンにチャレンジしてみようかな
- 気になる二の腕のマシンを1つ追加してみようかな
- 気になるお尻を引き締めるマシンを覚えてみようかな
- 体が硬いからストレッチの時間をいつもよりも5分だけ伸ばしてみようかな
- 食事についてジム内にある雑誌で勉強してみようかな
- 運動の直後だけでもプロテインをとって体の回復を考えてみようかな
- 仕事とプライベートの調整ができた週だけジムに週2回通ってみようかな
- 週2回のトレーニングメニューってどうすれば良いのかトレーナーさんに聞いてみようかな
- 自分のトレーニング内容をノートに記録してみようかな
そして、自分が興味のあるものや疑問に思ったものに対して自発的に考えて自然と動けるようになっています。
でもね、ジム1ヶ月の壁を乗り越える為にまずは気軽にジムで汗を流してみてはどうでしょうか。
運動は慣れれば、単純に楽しいですよ。
ダイエットもジムでのダイエットも続けられなければ元に戻ってしまう、リバウンドしてしまうという体の原則の元に成り立っています。
無理なくあなたのペースで、あなたらしく、でもあきらめない。
そんなジムダイエットができるように、私はいつでもあなたを応援しています。
私もはじめはジムを休んでしまったり、仕事や家庭行事を理由にジムに行かなくて良いやと1ヶ月の壁を超えられませんでした。
それでも、自分に都合の良いご褒美をプラスすることで壁を乗り越えることができました。
ジムでの運動をしながらのダイエットという辛いことを始めようとするあなたには、ぜひ頑張る自分を褒める時間をとってほしいのです。
自分を変えようとするのは、最大のストレスでもあり、チャレンジです。
さぁ、自分を変えるのはあなたですよ。